快晴。
アマゾンがオンラインの医薬品販売を始めた。伝統的な薬局などにとって脅威となりそうだ。大幅に割り引いた価格でアマゾンが販売を始めるため、ウォルグリーンやCVSなどの株価は下落した。
アマゾンという小売りの巨人によって破壊される最後のセクターは薬局となる。
「アマゾンファーマシー」と名付けられたディスカウントストアは、ジェネリック薬品を最大80%割り引いて販売する。保険に入っていないプライム登録者向けの販売価格である。販売チャネルはオンラインのほかに、全米に5万店ある薬局である。これはCVSヘルスなどにとって強力なライバルとなる。
アマゾンは2018年にピルパックという会社を買収して同分野への参入を検討してきた。当時買収したピルパックという会社は、タブレット医薬品を郵送するサービスを展開していた。しかし、最新の動きはこうした参入準備から大きく踏み出すものだ。
アナリストらは、「破壊的な動きである」とコメントしている。ピルパック買収当時はこうした動きは予想されていなかったというのだ。
https://www.ft.com/content/f45c4956-108f-4b69-b115-c73cfc55f0e3
火曜日の株式市場ブリーフ。ウォールストリートの株価は米国の消費者指数が弱含みだったため、下落に転じた。
米国株は火曜日、消費者支出データの弱さを嫌気した。コロナウイルスの感染者数も上昇し続けている。
https://www.ft.com/content/0b5c675c-2258-43bb-8a48-def343b082c0