曇り。
米上院選も大詰め。ジョージア州が勝利を左右しそうだ。共和党の命運はビジネスウーマンのケリー・ローフラー氏のトランプ氏への献身にかかっている。
ジョージア州の知事が昨年、ウォールストリートで働いていた女性を上院候補に指名したとき、トランプ氏に飽き始めてきた郊外の穏健女性層に、この女性候補がアピールするのではないかと考えた。
しかし、この女性候補が最初にテレビ演説で登場したとき、多くの人が驚いた。というのも、彼女は自身のことを、銃所持の権利を守るべきであり、親トランプ氏であり、軍事拡大を指示し、移民をこさせないようにする壁を構築するのにも賛成すると述べたからだ。
そして今や、彼女は議会上院において共和党が過半数を維持できるかを決める重要な立場にある。
2週間前、彼女はアメリカ国旗を張り付けた帽子をかぶり、Qアノン理論を信じているという議会下院の共和党候補を支持すると述べた。
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