英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

20年国債の流動性

 曇り。

 NY連銀ブログより。

 20年国債の取引が再導入される。新しく導入される債券の取引は、流動性が低いのが通例なのか。そして、取引コストが高くなるのは通例なのか。そして、時間に伴い、投資家の取引行動はどのように変化するのか。

 2020年5月に、米国の財務省は20年国債を再導入した。1986年を最後に発行されていなかった。現在発行されている国債よりも、新しい20年国債の取引量は少ないとみられる。10年国債の取引量は308億ドルなのにたいし、新20年国債は24億ドルである。

 https://libertystreeteconomics.newyorkfed.org/2020/08/how-does-the-liquidity-of-new-treasury-securities-evolve.html

 財政再建ナチス、という刺激的なタイトル。VOXより。

 多くの西側諸国は2007年以降の金融危機以降、積みあがった債務に対応するため、大規模な財政緊縮手段を追求した。コロナウイルスの刺激策に対しても、どうような財政緊縮策をとる見通しだ。このコラムでは、1930年代初頭に財政緊縮策が社会的な苦痛を悪化させ、ドイツでナチスの台頭に道を開いたような社会不安を引き起こすことを振り返る。

 https://voxeu.org/article/fiscal-austerity-and-rise-nazis