晴れ。
エコノミストより。中国政府は香港における学問の自由を殺した。
2,3カ月前であれば、実名で話をすることのできた大学教授も、今は匿名を前提でなければ自由に話ができなくなっている。これこそ、中国による国家安全保障法の特別な効果と言える。
香港における学問の自由は、2014年の民主化デモ以降、中国共産党から組織的に攻撃を受けてきた。2014年の抗議活動において学生や教授陣らが大きな役割を果たしたからだ。2018年に人権擁護団体が発表したレポートによると、デモの後、目障りな大学教授は首になった。そして、彼らの更迭を要求する絶え間ないキャンペーンにさらされた。それは、北京政府に近いメディアを通じての活動である。
同時に、政府が任命した人物は、学生や学問のためではなく、そのパトロンの利益に沿って大学を運営し始めた。
https://www.economist.com/china/2020/08/23/china-is-killing-academic-freedom-in-hong-kong