Fedの警告 - 英字紙ウォッチング

　晴れ。

　FOMC。Fedとしては、中期的な経済影響について警告を発している。

　政策金利がゼロの状態が続き、さらなるアクションの準備をしていると約束した。2日間にわたる会合を終え、FOMCは新しい金融政策やガイダンスを打ち出すことはなかった。過去2カ月間のうちに大規模な経済刺激策をすでに打ち出しているからだ。

　しかし、経済の見通しがより悪化すれば、追加の手段の準備があると述べた。一つの例としてパウウェル議長は1カ月前よりも心臓を打ち破るような事例が続いていると表現した。

　Fedはその手段を振る活用して米国経済をチャレンジングな時代に支えると約束している、とパウウェル議長は述べた。進行中の公衆衛生上の危機は、経済活動や雇用、短期のインフレに大きな打撃を与えている。そして、中期的にも経済見通しは非常に良くない、と述べた。

　目標FFレートは維持し、0から0.25％の間で据え置く。これは3月15日からこの水準が続いている。

　声明文はGDP統計が公表された後に出た。今年1～3月期のGDPは、年率換算で4.8％減少した。これは大恐慌以来、最悪の数字である。第2四半期はこの状況がより悪化するとみられており、米国の失業者数は2600万人におよぶとみられている。