曇り。
アップルの企業記事。1000億ドルの自社株買いと配当引き上げを計画している。引き上げは16パーセントの幅で計画している。これまでで最大の株主還元である。
このニュースが伝わると、株価は3・5%高値で推移した。アイフォンの売り上げが減速しているのにも関わらず、今後の見通しに自信を深めている。FTとのインタビューでアップルのCFOは自信をもって答えている。マーケットのシェアを世界で着々と獲得していると述べている。
今年第1四半期の売上は前年比で16パーセント伸びている。この期間のアイフォンの売り上げは5220万台。前年比で3パーセントの増だ。米国や中国などの主要市場において、最高機種のアイフォンXの需要は依然として強いままだと主張している。
この四半期の数字は、アップルでもっとも稼ぎ頭であるアイフォンの勢いが衰えているのではないかという投資家の懸念を払しょくするものだ。
https://www.ft.com/content/c0555be2-4d79-11e8-8a8e-22951a2d8493
ドル高が進んでいる。FOMC待ちである。ドル高の勢いが火曜日も止まらない。
米国の製造業の数字は弱含んでいるのに対し、金利差が広がっている。ただ、今週のFOMCで政策変更は予想されていない。しかし、今年の利上げペースは、インフレ圧力を勘案して変更される可能性がある。
ISMの製造業指数は9か月連続で弱含んでいる。しかし、多くのエコノミストは楽観的な見通しを示している。
ただ、ドル高は商品市場を不安定にしている。ブレント原油価格は75ドルから反転して下落、金も2018年としては最低水準まで落ち込んだ。
https://www.ft.com/content/b2947bd2-4ce3-11e8-97e4-13afc22d86d4