米国株のボラティリティが上昇している。理由の一つが米国製造業のコストが上昇していることだ。投資家は貿易問題に加えて、インフレ圧力を心配し始めている。
キャタピラー社は世界におけるマシンの価格を来年から1~4%引き上げると発表した。
米国企業の決算発表が始まった。建設用の重機からポストイットまで、製品価格の値上げが相次いでいる。
3Mやキャタピラー、ユナイテッド・テクノロジーの決算が注目されている。製品価格を引き上げる計画を打ち出しているからだ。人手不足や関税でコストが上昇し、それを製品価格に転嫁しようという動きがあるのだ。
IMFが今月発表した予測によると、世界経済は2019年まで拡大を続けるが、成長はいくつかの大国でピークを迎えるかもしれないと警告した。
今日日の株式市場は中国の株価下落に引き続き、米企業の決算発表を受けて、大きく下落した。
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