英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

FRBに続け

 第3四半期の決算が出始めた。米国株価は上昇。ECBは債券買取プログラムの縮小を計画している。
 https://www.wsj.com/articles/stock-pullback-extends-to-asia-1508984822
 注目のドラギ会見。プログラムを縮小するが、延長すると述べた。債券買取を来年も続けるが、規模は縮小する。FRBの利上げに続く政策変更のサインである。
 ECBの目に映るのは、欧州の経済回復は、こうした刺激策は必要ないというものである。ただし、インフレ率はECBの目標に達していない。
 https://www.wsj.com/articles/ecb-to-scale-down-bond-buying-program-into-2018-1509018685
 FTより。ドラギ総裁は早すぎる引き締め、という過ちを繰り返さないと決心したという。2018年には買取規模は半分以下になる。
 ユーロは下落、株式市場は上昇した。
 これはテーパリングではなく、買取規模の縮小に過ぎない。
 会合後の会見によると、ECBはよりハト派的であることが判明した。
 https://www.ft.com/content/063161be-ba69-11e7-9bfb-4a9c83ffa852