晴れ。
米国の株式市場は高値を更新した。ナスダック指数は7000を超えた。税制改革案を好感した格好だ。
株式市場は議会で議論されている共和党の税制改革案が成立するとの前提で動いている。法人税の減税は企業の利益を押し上げ、米国株のラリーを継続させると投資家らはみている。一応、バリエーションが高すぎるのではないか、との懸念は出ている。
https://www.wsj.com/articles/global-markets-rise-to-begin-the-week-1513561889
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁。利上げが経済をリセッションに陥れると警告している。タカ派的な見解である。
https://www.wsj.com/articles/feds-kashkari-warns-rate-rises-could-drive-economy-into-recession-1513625597
ドイツの経済政策はなぜ正しいのか。
ユーロ危機の真っ最中に、イタリアの前首相、モンティ氏は、この問題の一部はドイツ人にとって、経済は道徳哲学の問題の一部である、と話すのを好んでいた。この話が示唆するのは、ドイツ人の本能に、問題を解決するよりも人を非難しがちだ、という点が含まれている。ドイツ人にとって、罪と債務は同じ意味であるという教訓も思い起こされる。
しかし、本当の教訓は、ドイツ人は正しいことである。経済は道徳哲学の問題の一部であり、そうであるべきだ、からだ。
https://www.ft.com/content/ca8e2822-e3da-11e7-97e2-916d4fbac0da