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法王のミャンマー訪問

 曇。
 ローマ法王ミャンマーの軍トップと会談し、ロヒンギャに対する民族浄化の動きを非難した。
 月曜日、フランシス法王はミャンマーに到着した。その数時間後、米国や国連などが民族浄化だと非難している軍事キャンペーンの設計者と会談し、法王自身も同調した。ミャンマー国内の少数派であるロヒンギャの悪い状態をめぐり、緊張を和らげる努力をしている。
 軍トップのフェイスブックによると、ミャンマーには何ら宗教的、民族的な差別は存在しないと述べたという。そして、軍の最終的な目標は社会の安定の達成であると述べた。
 ミャンマーは半世紀にわたる軍事独裁を経て、2011年に民主化した。ノーベル平和賞を受賞したアウンサン・スーチー氏は民主政府のトップとして2015年に選ばれた。しかし、軍が依然として政府の組織の大半で影響力を保っている。
 https://www.wsj.com/articles/pope-francis-meets-with-myanmar-military-chief-accused-of-ethnic-cleansing-1511795086