英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

債券買い入れをやめた時

 今日は快晴。気持ちの良い朝である。
 中央銀行が債券買い入れをやめたら、何が起きるのか。ストレートかつ問われるべき、問いである。
 現在、中央銀行国債の最大の買い手である。しかし、まもなく売り手に変わる可能性が高い。このことが何を意味しているのか、投資家によって意見が異なる。
 問題の一つは、QEとして知られる大規模な刺激策が、まずどのように債券に影響しているのか、意見が一致していないからだ。従って、買い入れの潮流が変化したときに、何が起きるのか、評価が難しい。
 多くの人々は債券の利回りが上昇し、価格が下落するとみている。しかし、ほとんど影響しないという意見もある。最近欧州のハイイールド債の価格が上昇しており、そのことはテーパリングが影響する潜在的な兆候とみる意見もある。
 最新のデータによると、欧州中央銀行はトータルで4・5兆ドルの資産を保有している。そして、今年後半には資産規模の縮小が始まるとみられている。
 https://www.wsj.com/articles/the-8-9-trillion-question-what-happens-when-central-banks-exit-bond-markets-1494367772