セイント・イエレンという記事。イエレン議長は史上最良の議長であるのか。
冗談のようなタイトルだが、議長の評価は難しい。物事は連続的に起きないからだ。イエレン議長はバーナンキ前議長がはじめた量的緩和をしばらく続け、そして止めた。
インフレ率は大半の期間、2%を下回っている。成長もそれほど劇的に加速しているわけではないが、手堅い成長である。何より2009年以降、リセッションは起きていない。バブルもなく、株価の暴落も起きていない。
けっして劇的なことが起きているわけではなく、それほど悪いことが発生しているわけでもない。格差のような米国経済に深く根ざした多くの問題はそのままであるが。しかし、それはFedの責任ではない。
http://econospeak.blogspot.jp/2017/02/saint-janet-yellen-best-fed-chair-ever.html