久しぶりに快晴。気温もグングン上昇しそうだ。相変わらずパソコンの調子が悪い。そろそろ買い替えないといけないのだろうか。
トランプ候補関連のニュース。トランプ財団はニューヨークにおける資金調達を停止する。
ニューヨークの司法長官シュナイダーマン氏は、トランプ氏の慈善団体に対し、資金の受け入れを中止するよう警告した。捜査の一環である。民主党員のシュナイダーマン氏は新たなニュースリリースを月曜日に発表し、トランプ財団がニューヨーク州法に反し、適切な登録なしに勧誘活動や資金調達活動を行っていたと指摘している。こうした活動を行うには、ニューヨークの担当部局に登録をし、毎年監査を受けたり、報告を行わないといけない。
追加として、15日間以内に財務報告を行うよう求めた。トランプ氏の側はコメントをしていない。
シュナイダーマン氏は過去にもトランプ氏を追及している。2013年にはいわゆるトランプ大学について、適切なライセンスと学生から数千ドルをだまし取ったとして捜査を行っている。
今回の動きはこのところ相次いでいるトランプ氏キャンペーンの不祥事の一つだ。トランプ氏はクリントン氏の慈善活動を、政治的な好悪に利用するビークルであると批判している。
http://www.wsj.com/articles/trump-organization-ordered-to-halt-fundraising-by-new-york-attorney-general-1475517138
ドイツ銀行問題。ドイツ銀行だけが運が悪いと考えている投資家たちは注意している。ドイツ銀行で起きていることについて、3つの基本的な説明方法がある。そして、そのことを世界の大手銀行に当てはめて考えているのだ。
一つは、株価が冴えない会社のトップが好む解説だ。つまり、投機家によって操作されている、という説明である。ドイツ銀行のCEO、ジョン・クライアン氏はこの議論を展開しようとしている。信頼こそ銀行の基礎である、と彼は従業員向けのメモで書いている。ある市場の勢力がこの基礎にダメージを与えようとしている、と。
しかし、この主張は政治家や投資家の間に多くの軽蔑を引き起こした。もしドイツ銀行が金融危機前よりも十分な資本があるのであれば、なぜ銀行株はこれほどリスクが高いとみなされる価格になっているのだろうか。
サマーズ氏らは、先進国の銀行の企業価値は危機前よりも低くなっていると述べている。銀行は実際よりもリスクの高いビジネスだと扱われるようになったのだ。
2番目の可能性は、市場はリスクを正しくプライシングし、ドイツ銀行は悪いグローバル銀行の最悪の一つに過ぎないというものだ。
3つめは銀行は収益をあげにくくなっているというもの。銀行のフランチャイズ価値が低下し、規制コストもかさんでいる。一言で言うと、銀行のビジネスモデルが崩れているのだ。
http://www.wsj.com/articles/theres-a-little-bit-of-deutsche-in-every-bank-1475519830