英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イスラム国兵士の供給源

 晴れ。
 フランスの何人かの若い男女がフランスを離れ、シリアのイスラム国に参加するという。フランス住民の過激化傾向が明らかになった。フランス政府の調べでは、2012年以降、約50人の子どもたちがシリアに向かったとみられる。
 この記事で紹介されているのは16歳の少女の例。カトリック系の学校に通っていたが、ある日ネットで誘われ、数ヶ月もしないうちにフランスを離れ、シリアに向かったという。現地で子どもを出産した、と母親にメールで知らせている。
 テロの襲撃に見舞われたフランスは実は、シリアの外国人兵士の最大の供給国でもある。息子や娘、孫を失った親たちの悲劇が徐々に広がりつつある。
 英国を拠点とする団体の調べによると、今年だけで1100人以上の16歳以下の子どもたちがシリアで軍事教練を受けていると報告されている。
 http://www.wsj.com/articles/french-children-add-to-isis-ranks-1451085058
 中国政府はフランス人ジャーナリストを追放した。新彊ウイグル地区における中国政府の反テロキャンペーンは、ウイグル人の抑圧を隠す隠れ蓑である、という指摘をしたところ、彼女が公式に謝罪しなければビザを更新しないと述べた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9e866170-abcb-11e5-825b-ff5e0ff4db24.html#axzz3vToxtI8B