英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

キャメロン勝利

 晴れ。
 昨日投票が行われた英国の総選挙。出口調査によると、キャメロン現首相率いる保守党がリードしているようだ。保守党が316議席、対する労働党は239議席を獲得しそうだという。スコットランド独立等は58議席だ。
 事前には保守党と労働党のデッドヒートが予想されていた。しかし、想定されていたより保守党の獲得議席が多かった。650議席ある下院の過半数には届いていない。
 労働党自由民主党は歴史的な惨敗となる。
 http://www.wsj.com/articles/conservatives-forecast-to-win-largest-number-of-seats-in-u-k-parliament-1431033634
 イエレン議長の「株価は割高」発言について。しかし、発言の力点は株価にあるのではなく、債券価格のほうが割高である、という点にある。
 http://blogs.wsj.com/economics/2015/05/07/its-bonds-that-are-overvalued-not-stocks-heres-why/
 EU圏内の就業率(失業率ではない)が上昇した。金融危機以降、初めてのことだ。経済の回復の一端を示している。ギリシャやイタリア、スペインなど大きな打撃をこうむった国でも就業率は上昇している。
 20歳から64歳までの割合をみると、69・2パーセントに上昇した。
 一方、失業率は依然として高止まりし、11・3パーセントをつけている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0d64a566-f4c5-11e4-9a58-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ZDjCXZ8d