サウジアラビアが外貨準備を猛烈な勢いで動かしている。原油価格の低下にもかかわらず、その収入の使い道は維持したままだ。
サウジ中央銀行の保有する外貨準備は過去２ヶ月で５パーセント、３６０億ドルも減少した。国内の公共セクターに対するボーナスの支払いに充てられた。
今週、サウジでは王家内部の刷新が行われた。ムクリン皇太子が更迭され、サルマン国王の子どもとおいを皇太子に充てた。
さらに重要なことは、２人のよく尊敬された官僚を経済企画大臣と厚生大臣に充てた。それだけこれらのテーマが重要であることを示している。
ＩＭＦは湾岸諸国に対し、歳出カットを行うよう警告している。賃金や補助金が国家財政を食いつぶす恐れがあるからだ。特に軍事関連のボーナスをいったん支払うと、際限なく膨らむ可能性がある。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/01948d2c-ef49-11e4-a6d2-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3Ypqh2IiG
これが皇太子交代に関する記事。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a2ac015a-ee80-11e4-88e3-00144feab7de.html#axzz3Ypqh2IiG
