英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ギリシャ再提案

 今日も雨模様。冷え込みの厳しい。
 停戦合意はなったものの、その実効性が早くも危うくなっているウクライナ情勢。ウクライナのポロシェンコ大統領は親ロシア派の分離主義勢力が戦略的な運送拠点を攻撃したとして非難した。ポロシェンコ大統領の選択肢は限定的なものになっている。
 http://www.wsj.com/articles/kiev-rebels-miss-deadline-on-weapons-pullback-1424159257?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 これも膠着状態にあるギリシャ情勢。ギリシャは救済スキームの延長を要求しようとしている。EU側が提案した内容に沿った要求のようだ。1720億ユーロの救済プログラム延長の期限は今週末だ。
 今回のギリシャ側の要求は4ヶ月の救済プログラムの延長を求めると同時に、ギリシャは経済改革のレベルを下げない。つまり、財政黒字を維持し、債権者には返済を続ける。その代わりにギリシャ側にどの改革を続けるかを選ぶ自由を与えるものだ。
 このギリシャ側の要求は今週月曜日にEU側に拒否されたものだ。
 ギリシャ側はユーロ圏、とくに、ドイツのショイブレ財務大臣ナチスの制服を着せてたとえるなど、感情的な対立も高まっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d97b5d64-b6d3-11e4-95dc-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3RxHhM9sJ