英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

Inflation is Back

 朝は晴れ。
 インフレに関する議論がウォールストリートに再び帰ってきた。
 長い間、Fedの金融緩和政策は大幅なインフレをもたらす、と批判されてきた。しかし、その批判は間違っていた。株式や債券の投資家の見方は分かれている。
 もしインフレ率は通常のレベルにとどまるのであれば、経済にとって良いシグナルだ。しかし、インフレ率がさらに上昇するようであれば、金利がさらに上昇することを意味し、それは住宅やビジネス、あるいは既存の低金利の債券を保有している投資家にとって、悪いニュースになることを意味する。
 この点、先週のイエレン議長の会見は興味深い。彼女は、現在の経済指標は統計的なノイズによって解釈が割れている、と述べた。そして、Fedは相当長い期間、金利を低い水準にとどめ続ける、と改めて述べた。
 http://blogs.wsj.com/moneybeat/2014/06/22/inflation-is-back-on-wall-street-agenda/?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 英国における租税回避行為に関する議論。租税回避行為に関する訴訟の波に対処するため、何十人もの信任判事をリクルートする計画が動き始めた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0900e4d6-fa01-11e3-bb9d-00144feab7de.html#axzz35PkCT6tk