英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

珠玉の議事録〜2008年FOMC

 FOMCの議事録が公表された。リーマンショックの起きた2008年のものである。CRは、2008年8月の議事録の中から、セントルイス連銀のブラード総裁の発言を引いている。当時、ブラード総裁は、もはやシステミックリスクの危険性は去った、と述べている。
 しかし、その後、経済が崩壊し、システミックリスクの発見プロセスは実は終わっていなかったことが判明した。
 イエレン副議長とフィッシャー総裁の対照的な発言も興味深い。CR氏は、たいていイエレンは正しく、フィッシャーは滑稽なくらい間違っている、と結論づけている。
 最後のエピソードも面白い。「デスパレートな妻たち」のことを、ミシュキンとバーナンキが真面目に議論している。
 http://www.calculatedriskblog.com/2014/02/weekend-reading-2008-fomc-transcripts.html
 FTアルファビルより。
 http://ftalphaville.ft.com/2014/02/21/1779582/fomc-transcripts-bernanke-on-japanese-vs-american-monetary-policy-or-qe-vs-credit-easing/