英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

緊迫するギリシャ

 晴れ。気持ちの良い日が続く。
 ギリシャ情勢は、時間稼ぎの連続である。ギリシャ救済資金の供与をめぐって、国際債権者団は違いを調整するための猶予の時間が与えられた。
 昨日はギリシャが1カ月と3カ月ものの国債入札を行い、約40億ユーロを調達した。国債の償還のたびに、リファイナンスが可能か、取り沙汰される構図は全く変わっていない。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2f9fbcbe-2d81-11e2-9b88-00144feabdc0.html#axzz2C3TJP4kD
 ギリシャ支援をめぐるIMFとユーロ圏諸国との亀裂も広がり始めている。IMFは支援額をできるだけ縮小させようとしているが、ユーロ圏諸国はIMFによる支援の拡大を求めている。
 支援に際しては3つの基準を満たす必要があるという。一つはギリシャ支援を最小限にするユーロ圏諸国政府の要望、IMFにとっては自身の信認を保つこと、そして、金融市場の納得する最終案にすること。 
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324556304578117080968057190.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories