英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

メルケルの選択肢

 晴れ。明け方に涼しい風が入る。戦場ジャーナリストの山本さんは至近距離から撃たれたようだ。ご冥福をお祈りしたい。
 マーケットはユーロ危機に一服感。米国株は高値をつけた。ただ商いは細く、投資家は今月末のジャクソンホール講演を待っている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8a1342ca-ea82-11e1-ad39-00144feab49a.html#axzz24E77XjFZ
 スペイン国債金利は6月以来の低水準で推移している。ECBによる介入期待が高まっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/3897fbce-eae7-11e1-afbb-00144feab49a.html#axzz24E77XjFZ
 ユーロ圏を破綻の危機にさらすか、自国を危機にさらすのか。メルケル首相は過去もっとも厳しい選択に直面している。夏場の小休止があったが、ギリシャが再びメルケル首相にとって頭痛の種になろうとしている。ギリシャには追加支援が必要で、もし支援がなければ、ユーロ離脱の可能性が出ている。
 しかし、メルケル連立内閣の連立パートナーからはギリシャ追加支援に強い反対が出ている。
 今週木曜日と金曜日に、オランド大統領やサマラス首相との会談が予定されている。ドイツの命運を決める会合となるかどうか。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443713704577603402312940524.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories