円相場が急伸。対ドルで一時７８円をつけた。
６月のＦｅｄ議事録が公表された。雇用とインフレ率が、「unusually uncertain」な状態の中、より一層の金融緩和を求める意見と、そうでない意見とで、ＦＯＭＣメンバーの意見が分かれていることが明らかになった。
追加緩和が必要でないと考える一派は、成長率の減速と高インフレ率は、雇用市場や製造物市場のたるみが考えられているより小さいとみている。つまり、潜在的な成長力は考えられているより小さく、ある点を超えると、すぐに賃金が上昇し、物価が過熱気味になることを意味する。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9030f652-acad-11e0-a2f3-00144feabdc0.html#axzz1RkRgHifx
保険会社や年金に対する金融危機後の規制が及ぼす影響について。ＢＩＳによると、保険会社や年金は、より短期でかつ国債のような安全資産で運用するような規制強化を受けている。具体的には、保険会社に対する資本規制（いわゆるソルベンシーⅡ）や会計原則の修正が、金融市場に影響を与えることになる。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0d5cb03e-ac96-11e0-a2f3-00144feabdc0.html#axzz1RkRgHifx
