猛暑が続く。仕事がようやくひと段落。ブログのデザインを夏らしいものに変えてみた。
欧州の債務危機が波及し、株価は冴えない。ユーロ安もとまらない。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/207ed2be-ab6f-11e0-b4d8-00144feabdc0.html#axzz1RkRgHifx
安全とされる国債への投資家の逃避姿勢がみられる。3月の大震災以来、世界の株価は最悪のパフォーマンスとなった。
銀行株が総崩れとなったイタリアでは、緊急予算の話し合いが始まった。
イタリアの10年国債金利は6%に一瞬達した。CDSは325ベーシスポイントに上昇した。
財政緊縮策をめぐり、ベルルスコーニ首相とトレモンティ財務大臣との対立も深まっている。http://www.ft.com/intl/cms/s/0/487bc3a0-ac67-11e0-bac9-00144feabdc0.html#axzz1RkRgHifx
ギリシャから始まった欧州債務危機のドミノ倒しは、Pub skittlesと言うそうだ。http://www.economist.com/blogs/schumpeter/2011/07/italys-finances-0
イタリアが問題となると、被害は甚大だ。イタリアの債券市場は米国、日本に次いで世界三番目に大きい。イタリアがやられると、債券投資家は大きくて、流動性のある市場を見つけるのは難しくなる。
たとえば、デクシアをみると、イタリア問題の深刻さが良く分かる。ギリシャ向けのエクスポージャーの多さにびっくりしたが、Tier1で19%あるので、損失は大きいとは言え、マネジャブルだった。
ところが、イタリア向けエクスポージャーはギリシャ向け以上に突出して大きい。
マネーサプライブログより。Fedのバランスシートと、商品価格や株価の相関関係を示したグラフはたびたび出回っている。一方、Fedは、QEとインフレには相関がないという発言を繰り返している。
http://blogs.ft.com/money-supply/2011/07/11/the-devil-loves-a-dodgy-correlation/#axzz1RkZ4xiJu
金融政策の模様替えと題する記事も興味深い。
http://blogs.ft.com/money-supply/2011/07/08/a-makeover-for-monetary-policy/#axzz1RkZ4xiJu