英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

雇用統計予想

 曇り。天気は下り坂。
 イタリアとドイツからのニュースをそれぞれ。
 脱税容疑で実刑判決を受けたベルルスコーニ前首相が、このままではイタリアは深刻なリセッションに陥るとして現政権批判を強めている。ベルルスコーニ氏の本音は裁判官改革にあるようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2b15b0c8-1f89-11e2-b273-00144feabdc0.html#axzz2AXreAJ3f
 こちらはベルリンから。メルケル首相がより厳しい金融規制を要求している。金融危機後、OTCデリバティブや銀行の資本規制など、いくつもの規制改革が実施されたが、メルケル首相はそれ以上の取り組みを求めている。
 年頭にあるのは、シャドーバンクやノンバンク金融機関の規制があるようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8a7a3248-2022-11e2-9f2e-00144feabdc0.html#axzz2AXreAJ3f 
 さあ、今週の焦点は何といっても金曜日(11月2日)の米国雇用統計。大統領選直前ということもあって、いつもに増して注目度が高い。
 市場のコンセンサス予想は12万人の非農業部門雇用者数の増加。失業率は7・9%と、前月比でやや悪化すると予想されている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/10/schedule-for-week-of-oct-28th.html