英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

新ストレステスト

 今日は雪交じりの雨。気温も昨日とはうって変わって低い。
 前原外務大臣が辞任した。在日外国人から献金を受け取っていたことが理由だが、そもそもこの献金はそれほど問題なのだろうか。

 引き続きリビア情勢。カダフィ派の軍隊が戦車やヘリコプター、大砲などを使って反政府勢力を攻撃しており、内戦の瀬戸際に立たされている。 
 http://www.ft.com/cms/s/0/f1db21c8-4693-11e0-967a-00144feab49a.html#axzz1FrmPOkFW
 
 ちょっと古いが、Fedのベージュブックの話題。企業がコストの上昇を消費者に転嫁しようとしており、インフレ懸念が台頭している。
 http://www.ft.com/cms/s/0/b2de27c4-4501-11e0-80e7-00144feab49a.html#axzz1FrmPOkFW
 1月の消費者物価指数は1%の上昇にとどまった。
 インフレの下方圧力も残っている。全地域で賃金の上昇圧力は最小限にとどまっている。
 しかし、ベージュブックとしては2期連続の拡大基調であるとの報告で、経済がしっかり回復しているとの証拠となる。

 欧州の銀行監督当局が進めている域内銀行へのストレステストに関連して、「破綻寸前」カテゴリーを新たに導入すべく準備している。同カテゴリーに分類されれば、資本増強を迫られる。
 http://www.ft.com/cms/s/0/05d8cef2-4831-11e0-b323-00144feab49a.html#axzz1FrmPOkFW
 1年前のストレステストでは、91銀行中、7銀行のみが6%のTier1比率をクリアできなかった。
 しかし、このテストには信頼性に疑問符がつけられている。アイルランドの2銀行はテストをクリアしたが、その4ヵ月後に救済された。
 新しく創設された欧州銀行監督局(EBA)は先週、ベースシナリオと極端にストレスをかけたシナリオの2つのマクロシナリオで銀行をみると述べている。
 実際のテストは来月スタートし、結果は6月に公表される。