英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

モーゲージ延滞増

 肌寒く、風もある朝。冬の足音が近づいている。
 米国で発表が始まった四半期決算。シティグループなどの大手行によると、住宅所有者やクレジットカードの借り手が延滞している新しい兆候が見えるという。政府によるローン借り換えプログラムやモーゲージの記録的な低金利が住宅所有者を助けることになっていないことを示している。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c1865438-f8d2-11e0-a5f7-00144feab49a.html#axzz1b2y3Vy6Q
 今週末の欧州サミットで、ユーロ圏問題の解決について合意が得られるか。ドイツ政府からはさまざまなメッセージが飛び出し、投資家の混乱を招いている。ショーブル財務相は「会合では最終的な解決には達しないだろう」と述べたほか、後刻「今こそ大胆な歩みを進めるときだ」と述べた。
 これで市場の期待は後退し、株式市場や為替市場は大きく下げた。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ed1b2c08-f8dd-11e0-a5f7-00144feab49a.html#axzz1b2y3Vy6Q 
 米銀の決算が相次ぐ。ゴールドマンは4億2800万ドルの赤字。1999年に上場して以来、2回目のことだ。投資銀行部門の収入が33%減少。アドバイザリー収入は増加したが、引き受け手数料が足を引っ張った。
 ただ、市場がもう少し安定すれば、投資銀行部門の取引は回復してくるとみられる。
 自己資金投資部門は、中国工商銀行の株式評価損が響いた。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e6356df4-f97d-11e0-bf8f-00144feab49a.html#axzz1b2y3Vy6Q
 バンカメは、62億ドルの黒字を計上した。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d894a814-f977-11e0-bf8f-00144feab49a.html#axzz1b2y3Vy6Q