英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

インフレ懸念

 先週日曜日の夜、風邪を引いたな、っと思ったら、発熱。熱と薬でぼやっとしした1週間が過ぎた。
 久しぶりの更新だ。

 コモディティ価格高騰に伴い、インフレ懸念が高まっているのか。
 http://www.ft.com/cms/s/0/f7fc18da-2593-11e0-8258-00144feab49a.html#axzz1BjDAY3G5
 投資家は、高まるインフレ懸念から、先進国の国債投資に慎重になっている。
 英国の12月の消費者物価指数は3.7%を記録した。それに伴い、英国の国債金利は3.72%に上昇した。8ヶ月ぶりの水準だ。
 欧州では、ECBのターゲットとする物価水準を過去2年間で初めて超えた。今年の利上げを予想する投資家も増えている。
 Pimcoのビル・グロスは、「こんなに債券金利が低く、インフレ傾向が強まっているのに、どうして債券を買おうという人がいるだろうか」と述べている。英国でCPIが3%超、米国で2%超の水準が続くなら、k実質マイナス金利ということになる。これは債券投資にとって全然魅力的ではない。
 住宅ローン金利を固定化しようという顧客も増えている。
 新興国におけるインフレ圧力も強い。中国の12月のインフレ率は4.6%。
 
 FTによる与謝野大臣インタビュー。
 http://www.ft.com/cms/s/0/4c1ddc9a-23d3-11e0-8bb1-00144feab49a.html#axzz1BjDAY3G5
 「Our fiscal status is at a critical point」と述べ、長期金利高騰の危険性を警告している。