英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドイツの姿勢転換

 冬晴れの気持ちの良い天気が続く。今日は民主党大会。

 食料価格が高騰している。
 http://www.ft.com/cms/s/0/a2aa510a-1e89-11e0-87d2-00144feab49a.html#axzz1Am1urh3E
 米国政府が主要な穀物に関する備蓄見通しを下方修正したことで、取引業者の間でショックが広がっている。とうもろこしや大豆価格は過去30ヶ月で最高値に達している。
 国連のFAOは先週、もし価格がこれ以上高騰すれば、世界は2008年の食料危機に再び見舞われる恐れがあると警告した。特に発展途上国の関心が高まっている。食料価格の高騰により、アルジェリアモザンビークでは暴動もすでに起きている。
 
 欧州債務危機関連。ドイツが姿勢を転換するという。
 http://www.ft.com/cms/s/0/c046e28e-1e82-11e0-87d2-00144feab49a.html#axzz1Am1urh3E
 ドイツはユーロ圏の救済ファンドの機能を強化する提案に賛成する。ドイツの負担増を意味するが、姿勢を転換した。
 ファンド強化と同時に、ユーロ加盟17カ国の経済政策の協調も図られる。2月の首脳会談のテーマになる。
 ポルトガル国債入札は無事終了した。想定より低い金利で12億ユーロの長期債を売った。
 入札の規模は比較的小さく、ポルトガルが救済を受ける第3の国にならないと判断するには早計だ。