英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

カルパースの損失

曇り。台風が接近中である。 カルパースなど、米国の年金基金が森林投資で巨額の損失を計上している。2008年の金融危機以前の誤ったタイミングでこうした投資を行い、数億ドルの損失を被っている。 https://www.ft.com/content/2ef6229a-8f54-11e8-b639-7680…

コーク兄弟の変心

共和党を支持する大金持ちとして知られるコーク兄弟の話題である。 チャールズとデビッドのコーク兄弟は、批判を受けることに慣れている。今週、8月の死ぬような暑さの中、チャールズは再び汗をかきながら、トランプ大統領のツイッター発言でスポットライト…

7月の雇用統計

今日も晴れ。連日の猛暑。 7月の雇用統計が発表された。失業率は低く、賃金も着実に上昇している。労働者にとっては力強い夏のスタートである。 7月の新規雇用者数は減速し、15・7万人となった。しかし、5月や6月の数字は上昇修正された。10年前にリセッシ…

イタリア国債の売り

今日も一日酷暑であった。 イタリア国債が新たな売りの嵐に見舞われている。国債金利は選挙後としてもっとも高い水準に達した。予算をめぐる話し合いがうまくいかないのではないか、という思惑が浮上している。 イタリア国債の急激な売り攻勢は金曜日で二日…

日本経済の影響力

日銀は依然として世界の金融市場に大きな影響を与えている。エコノミストの記事である。経済の重要性は減少しているが、その過剰貯蓄は世界を揺るがす存在であり続けている。 日本は、米国を初めて神経質にさせた経済のライバル国である。日本は米国から繊維…

FOMCの楽観論

晴れ。 FOMCが開催された。政策金利は据え置き。経済は力強く成長していると評価した。経済については高い評価をくだしている。次回の会合では利上げの可能性を示唆している。 Fedは繰り返し、経済は力強いと声明文で強調した。経済や労働市場を表現するのに…

備えなき中央銀行

Gavyn Daviesより。次のリセッションに対し、金融政策はなすすべがない可能性がある。次の武器を準備しておかなければいけないが…。 https://www.ft.com/content/d0fb536c-8e87-11e8-b639-7680cedcc421

乗り遅れる日銀

昨日の日銀の政策決定について。 まずはWSJ。日銀は超緩和的な政策にこだわり、市場の期待を退けた。10年国債の金利目標を維持したが、変動する範囲を広げた。 日銀の黒田総裁は、カギとなる政策金利を10ベーシスポイントの幅でさらに変動することを許容し…

米国のヘルスケアコスト

晴れ。 なぜ米国人はヘルスケアに多くのお金をかけるのか。病院の合併がコスト高を招き、経済においてヘルスケア関連企業がますます力を持つようになっていると指摘している。 米国はほかの先進諸国と比べても、多くの支出をヘルスケア関連に行っている。そ…