英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

不誠実なブラード総裁

先週の雇用統計を踏まえ、米国経済の見通しはやや明るくなってきた。それは、中央政府、地方政府による公的部門のリストラが終わりに近づいていることと、住宅投資の再開の2つの理由があるという。 ただ、欧州情勢の緊迫度が再び増してきたこと、中国経済の…

欧州再び

曇り。三連休もあっという間だ。 FTトップは、防衛機器メーカー・BAEシステムズの大株主がEADSとの資本提携について注文をつけている、との話題。WSJは髄膜炎について、NYTはベネズエラの大統領選について取り上げている。 ヨーロッパ情勢の…

FOMC議事要旨(9月)

雨。昨日とは一転、空気が肌寒い。 FTトップは英国のキャメロン首相とEUとの間の予算をめぐる対立。WSJは北朝鮮兵士の亡命について、NYTはシリア問題に対する中東アラブ諸国の対応について。 今週のフォーカスは、まずは前半は欧州、中でもギリシ…

雇用統計(9月)

10月だというのに、ずいぶん暑い一日。 米国の雇用統計(9月)が発表された。失業率は8%を切って7・8%まで改善した。しかし、過去の経験則からいうと、大統領再選に十分な水準とは言い難い。 オバマ大統領は選挙期間中、あまり雇用統計の数字に言及…

大統領選討論会

晴れ。久しぶりに気持ちの良い朝のような気がする。 FTはモルガンスタンレーの追加リストラについて。WSJはオバマ大統領とロムニー候補の討論会について、NYTはトルコとシリア間の衝突について、取り上げている。 大統領選の討論会は、オバマ大統領は冴えず…

イラン通貨危機

台風が近づいていて風が強い。 FTは米国の雇用統計と住宅ローンの改善ぶり、WSJとNYTはともにシリアに対するトルコの報復攻撃について取り上げている。 そのシリアとトルコの衝突。トルコ首相府の声明によると、トルコ軍がシリアの目標を砲撃した。シリアか…

ドラギ総裁へたっぷり質問

曇り。 FTは英国の新原子炉導入プロジェクトで、フランスのアレバと中国企業との共同事業体が応札しなかったことを報じている。また、WSJは、米国大統領選でオバマ大統領がわずかにリードしていることを報じている。NYTは米国の対リビア政策について。 昨日…

バーナンキ議長の反論

曇り。雨が降りそうだ。 野田改造内閣が発足した。早速、田中真紀子文科相をめぐって賛否両論が出ている。 FTトップはQE3によって不動産担保ローンで利益が急騰しているとの話題。WSJ(USエディション)はJPモルガンの詐欺疑惑。NYTは内部告発者を代理する…

欧州銀の資本不足

台風一過。青空がきれいだが、まだ風が残る。 スペイン政府は、銀行システムを健全化させると財政収支が悪化し、公的債務負担も増してしまうとしている。写真は日曜日に開かれた政府への抗議集会の模様だ。 具体的には、銀行救済を行うと、今年の財政収支はG…