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イスラエル首相の米国初訪問

 イスラエルのベネット首相が就任後初めて、米国を訪問する。

 しかし、アフガニスタンのカブール攻撃により、会談予定がずれ込んでいる。当初はベネット首相はバイデン大統領と木曜日朝に会談する予定だったが、延期となった。

 2人の会談は両国間の関係の再構築を狙いとしており、ねじれを伴う関係を再強化する狙いがある。

 しかし、最初の会談からつまずいた。

 https://www.nytimes.com/2021/08/26/us/politics/biden-naftali-bennett-israel.html

 その会談で。バイデン大統領はイスラエル首相との会談でゆるぎないパートナーシップを強調した。両国が鋭く対立しているイラン問題について、大統領は外交を最優先させる計画を強調したが、それがうまくいかなければ、別の選択肢を考える準備があると述べた。

 両国首脳の会談では、長らく中東問題で同盟関係にあった両国関係が、依然としてバイデン政権にとって焦点であり続けることを示した。

 ベネット首相とバイデン大統領の政策スタンスは大きく異なっている。この会談の数日前にNYTのインタビューに応じたベネット首相は、アメリカ主導のイラン核合意に反対の姿勢を示した。また、バイデン大統領が反対している西岸問題については拡張を進めると述べた。

 

    https://www.nytimes.com/2021/08/27/us/politics/biden-naftali-bennett-meeting.html