英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イラク原油の未来

 晴れ。昨日から本格的にビジネスが始動し始めた感じがする。
 イラク北部地方は以前はごつごつした岩だらけの地域で、羊飼いしかいないような地方だった。しかし、いまは、膨大な石油資源の眠るフロンティアとして世界の注目を集めている。推定埋蔵量は450億バレル。
 イラクの石油産業は長らく、戦争や経済制裁によってダメージを受けていたが、2020年までに日量600万バレル以上の生産が期待されている。IEAによると、2030年には、サウジアラビアに次いで世界第2位の石油生産大国になることが見込まれている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8d15816c-4929-11e2-9225-00144feab49a.html#axzz2HEtnoSld
 WTIとブレント原油の価格差が過去3カ月でもっとも小さくなっている。足元の価格差は1バレル18・21ドル。原因は、米国の原油輸送の中継点であるオクラホマのパイプラインが拡張され、海岸沿いの製油所と米国内陸部の輸送のボトルネックがなくなったからだ。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324391104578227981281075280.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection