このペーパーは興味深い。ピケティが議論した米国の所得や福祉の成長を1979年から2011年まで調査したものである。
NBERのペーパーより。
エッセンスによると、中間層の所得成長率は年率0・1から0・7パーセントだった。これはゼロをわずかに上回る水準に過ぎない、と評価できる。しかも、これは社会保障や税の調整などによる移転後所得の数字である。
一方、トップ1パーセントの所得成長率は3・4から3・9パーセントと、天文学的な数字となっている。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/05/growth-of-income-and-welfare-in-the-us-1979-2011.html
これが本文。
http://www.nber.org/papers/w22211