英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アフガン駐留継続

 雨。あっという間に一週間が終わった。
 利上げ期待の後退を受け、ダウ工業株価は上昇した。株価は取引開始当初から上昇した。後場に入って、9月の消費者物価が0・2パーセント下落したことが伝わると、さらに上昇した。
 http://www.wsj.com/articles/global-stocks-climb-as-investors-see-no-fed-rate-rise-on-lackluster-u-s-data-1444895593
 オバマ大統領はアフガニスタンから完全撤退するという計画を転換した。オバマ大統領が任期を終えても米軍はアフガンに駐留し続けるという。
 現在9800人の米軍が駐留しているが、大統領が退任する2017年1月以降も最低5500人が駐留し続けるという。
 この政策転換はなぜおきたのか。タリバン軍事組織による行動が激化し、国内外で米国への圧力が高まっていることがある。もし急に米軍がアフガンから撤退すれば、過激派によりアフガン情勢が不安定化することへの懸念もある。イラクでは2011年に米軍が撤退した後、イスラム国勢力が勃興した経緯もある。
 だが、この政策転換は、オバマ大統領が以前約束した政策の転換となる。
 http://www.wsj.com/articles/in-major-afghanistan-shift-obama-drops-plan-to-withdraw-most-u-s-forces-1444903203
 欧州ではフォルクスワーゲンの巨大なリコールが起きようとしている。ドイツ政府は、VWに対し強制リコールを命じた。欧州全体で総数は850万台に及ぶとみられている。当初VWは自発的な修理を提案していたが、ドイツ規制当局は強制リコールを命じた。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/77499ae6-7354-11e5-bdb1-e6e4767162cc.html#axzz3ogX0wJaS