英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

月曜日のギリシャ

 晴れ。朝方は寒いくらいだ。
 さあ、月曜日を迎えるギリシャギリシャ国内の銀行は月曜日に店舗を開けない方針だ。ECBが緊急融資を凍結しているためだ。預金取り付けを防ぐための措置だが、相当の混乱が予想される。
 IMFのラガルド専務理事は「今後の数日間が重要になろう」と述べた。
 金融危機が起きてから5年が経つが、5年前と比べてユーロ圏におけるギリシャの位置づけはより疑わしい地位に変わった。金融市場もギリシャの問題にあまり心配していないかのように見える。
 しかし、お互いにつながりあった世界経済において、ギリシャのような小国経済で起きたことがどういう結果をもたらすのか、予測できない。
 http://www.wsj.com/articles/SB11064341213388534269604581075703841095260
 これはギリシャの資本規制に関する記事。チプラス首相は欧州諸国を非難して、「彼らはギリシャ人民の意志を窒息させようとしている」と述べている。
 ギリシャ当局筋の話では、銀行閉鎖は数日間続く見通しだ。海外送金や現金引き出しも制限される見通しだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/49775bac-1d83-11e5-ab0f-6bb9974f25d0.html?siteedition=intl#axzz3eOwaieJO
 しかし、写真をみると、のんびり列に並んでいるかのように見え、どことなく債務危機の緊張感は感じられない。グレキジットに関して。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/66056e96-1da4-11e5-aa5a-398b2169cf79.html#axzz3eOwaieJO
 CRより。ECBが緊急ローンを凍結するという話。また、ギリシャ国民への世論調査によると、過半数ギリシャ国民は債券者団の提案した案に賛成しているという。結局グレキジットは回避されるのではないかと予想されている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2015/06/greece-ecb-freezes-level-of-emergency.html