雨の日曜日。
ウクライナの続報である。オバマ大統領はプーチン大統領に電話をかけ、ウクライナに対するロシアの介入を強く警告した。一方、ロシアの議会はウクライナへの軍事展開を承認した。一触即発の緊張が高まっている。もし戦争となれば、欧州においては２００８年のグルジアとロシアの間の戦争以来となる。
オバマ・プーチン電話会談は９０分間に及んだ。
オバマ大統領の外交政策はこれまで、意思決定においては非常に慎重なものだった。プーチン大統領と比べ、ウクライナ危機への反応も鈍かったと言わざるを得ない。欧州諸国の外務大臣たちも、月曜日まで会合を開こうとせず、反応は遅れがちだ。欧州側の対応は「too little too late」と非難されている。
クリミア半島のロシア化は着々と進行している。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5e71a73c-a12a-11e3-b721-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2uhLcE0AQ
