英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

為替をめぐるECB包囲網

 快晴。久しぶりに青空をみた気がする。
 モルガンスタンレーがアジアを対象とする4号PEファンドを立ち上げた。調達予定額は15億ドル。関心を示している投資家は米国、中東や欧州など幅広い。
 http://online.wsj.com/articles/morgan-stanley-asia-private-equity-fund-raises-1-7-billion-1404726430
 ユーロ高を何とかせよと、ECBに対する域内産業界からの圧力が高まっている。現在ドルに対し、1ユーロ1・35ドルの水準を10%ほど切り下げ、1・2ドルから1・25ドルが望ましいという。
 政治家やIMFも、ECBが量的緩和を導入し、低インフレや低成長、そして強すぎるユーロに対処すべきだと主張している。
 これに対し、当然といえば当然のことだが、ECB側は中央銀行が為替水準をターゲットにすることに反対している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/331fae4e-053e-11e4-b098-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz36pLbZECc