英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

1ユーロ1ドル

 薄曇。
 ECBによる資産買取政策が今日からスタートする。ECBの新時代だ。これは、通貨ユーロにとって、対米ドルとの関係が変わることを意味する。つまり、1ユーロ1ドルの時代がやってこようとしている。
 ECBがデフレと沈み込んだ欧州経済を立て直すために、毎月600億ユーロの資産買取を始めるのに対し、米国は早ければ6月にも利上げに踏み切ろうとしている。投資家はますますユーロから逃避するだろう。このままのトレンドが続くと、ユーロはまもなく1ドルとなる時期がやってくるだろう。
 http://www.wsj.com/articles/ecb-plan-starts-new-era-for-bonds-euro-1425849190?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 社債市場はどこまで頑健か。金融危機の直前、株式市場やオプション市場には100人以上の監督官の目が光っていた。しかし、3・5兆ドルの地方債市場や5・4兆ドルの社債市場にはほとんど監視する人員はいなかった。
 危機を経た後も、この監督人員は変わっていない。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/54b12ce2-c1a2-11e4-8b74-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ThWy539I