英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米国REITバブル

 曇り。急に冷え込んできた。
 米国の規制当局はモーゲージREITバブルを懸念し始めた。金融システムにとっての潜在的なリスクになる可能性があるとみなしている。不動産融資に投資する米国のモーゲージREITは2009年と比べて4倍にその規模を拡大した。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324763404578431033270347040.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 緊縮財政策の進め方をめぐって、IMFと英国政府が対立している。来月IMFによる英国経済の年次評価が予定されている。それに合わせて、オズボーン財務相は反論を試みる。オズボーン財務相にしてみれば、IMF内で反緊縮財政派が勝利し、英国の野党である労働党を勢いづかせたくないと考えているようだ。具体的にはチーフエコノミストのオリバー・ブランシャール氏やオバマ政権のアドバイザーだったデビッド・リプトン氏らケインジアンが、IMF内の論争で勝利を収めたのだという。
 オズボーン財務相の心強い援軍が、7月にイングランド銀行の総裁に就任するカナダのカーニー中銀総裁だ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/4fe3455c-a849-11e2-8e5d-00144feabdc0.html#axzz2QleOvM00