英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

IMF世界経済見通し

 曇り。ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中教授の話題で持ちきりだ。
 FTトップはIMFの世界経済見通しの下方修正、WSJとNYTは米大統領選の話題。
 東京で開かれるIMF・世銀総裁。IMFはWEO(世界経済見通し)の中で、来年の世界経済見通しを下方修正した。成長率予測は3・6%で、7月予測の3・9%から引き下げた。財政問題への取り組みの失敗が、緩慢でbumpyな経済回復を引き起こした、と主張している。
 緊縮財政が成長率にもたらす影響をはかる乗数も過小評価されている、と指摘している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/16771cb2-113b-11e2-a637-00144feabdc0.html#axzz28fTGxPDJ
 ドイツのメルケル首相がギリシャを訪問した。贈り物なしに。
 ギリシャにおけるメルケル首相の評判は散々なものらしい。ナチにたとえられ、ドイツがギリシャへの数十億ユーロのローンを供与することはすっかり忘れ去られている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/44782b7e-1163-11e2-9c94-00144feabdc0.html#axzz28fTGxPDJ
 そのギリシャトロイカとの協議は合意に至らず、来週に再開されることになったようだ。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/10/greece-troika-talks-to-resume-later.html