英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

反ドイツの機運

 曇り。今日もニュースが盛りだくさん。
 昨日の金融政策決定会合についての論評。政治的圧力に反応して国債買い取り額増額を決めたと論評されている。また、インフレ率について、当面1%を「ゴール」にするという姿勢を明確にした。
 国債買い取り額の増額は残存2年以内のものを中心とすることで実質金利を引き下げ、円を押し上げようと狙う投機資金の流入を妨害する狙いがある。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ea720d86-56df-11e1-be5e-00144feabdc0.html#axzz1mOvKhQFy
 外国からの強い抗議がボルカールールに対して寄せられている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c6c8ac30-5664-11e1-b548-00144feabdc0.html#axzz1mOvKhQFy 
 EUの緊急財務相会合が中止になった。ギリシャ側が救済スキームへの強いコミットの姿勢をまだ見せていないことが原因だ。来月、ギリシャがデフォルトになるリスクが強まっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7cb53ba0-573a-11e1-869b-00144feabdc0.html#axzz1mOvKhQFy
 ギリシャではメルケル首相をナチ党員にたとえるなど、怨嗟の声が強まっている。反ドイツの機運が高まっているようだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/67ff90dc-5728-11e1-869b-00144feabdc0.html#axzz1mOvKhQFy