英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

バズーカ

 晴れ。
 シリアでジャーナリストの山本美香さんが亡くなったという。残念だ。
 シティグループに対し、会社を分割する要求が出ている。しかし、パンディットCEOは同グループはバンキングの基本にすでに立ち返っているとして、分割の動きを否定している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/be3a7a0a-eaa0-11e1-ba49-00144feab49a.html#axzz2489sNQZ0
 スペインやイタリアなどの国債金利に上限を設けるのではないか(yield-cap)という噂について、ECBが打ち消しに動いている。中でもドイツのブンデスバンクは、ECBによる国債買い取りに強く反対する姿勢を改めて鮮明にした。
 ドイツの反対に遭っているが、ECBによる国債買い取りはもっとも効果的な手段だ。 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443855804577600922867544772.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories
 シュピーゲル誌の記事はこちら。あらかじめ定めた、ドイツ国債との金利差が一定以上になれば、ECBが当該国債を購入する。事実上、ECBが望ましいと考える金利水準を投資家にシグナリングすることになる。
 タイトルはこれをもって「バズーカ」と称している。
 http://www.spiegel.de/international/europe/european-central-bank-may-set-yield-targets-for-bond-purchases-a-850979.html