英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

共和党のゴードン・ゲッコー

 共和党の大統領候補を、映画「ウォール街」のゴードン・ゲッコーにたとえた風刺。
 ロムニー候補は、プライベート・エクイティ会社のベイン・キャピタルを1984年から1999年まで経営していた。ロスアンジェルスタイムズ紙によると、その間巨額の金を稼いだが、それは、普通の労働者を解雇することで、得たものだったという。
 しかし、ベイン自身も、その投資で利益を得たのは、10の投資のうち、3つしかない。
 1%の人たちにとって良いことは、残りの人にとって良いとは限らないが、だからといって1%の人たちを憎む必要はない。問題は、そうした人たちにより税金を払ってもらえばよいだけだ。
 http://www.nytimes.com/2011/12/09/opinion/krugman-all-the-gops-gekkos.html?_r=1