税に関する論点２題。
富裕層への課税は、経済成長にとってマイナスなのだろうか。エコノミストは、所得再分配によって社会をより公平にすることは、経済成長率を低くする、と懸念する。しかし、ブッシュ減税が経済成長を加速させたという証拠はない。労働者は経済のパイを大きくすることに貢献しているが、所得はそれにともなって増えず、労働者の分け前も増えていない。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2011/10/raise-taxes-on-the-wealthy-its-the-fair-thing-to-do-1.html
米国経済の成長率は２〜３％の間にあるとみられ、それは労働力人口の伸びとほぼ同じ。つまり、失業者を減らすのに
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2011/10/fed-watch-on-that-double-dip.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+EconomistsView+%28Economist%27s+View+%28EconomistsView%29%29
共和党の大統領選候補者が唱えているフラット税。所得税の累進構造をなくして、税率一本にしてしまう税制だが、クリントン政権で労働省長官を務めたライヒ教授は「フラット税は詐欺だ」と断じている。貧困層の税率を上げ、富裕層の税率を下げるものだという。
http://robertreich.org/post/11753807617
Ｆｅｄはさらなる金融緩和に向けた地ならしをしている。金融市場からみたインフレ期待はＱＥ２開始時と同様、再び低下を始めている。もし、一層低下するようだと、Ｆｅｄは追加緩和に動く、という。
http://moneywatch.bnet.com/economic-news/blog/maximum-utility/the-fed-is-laying-the-groundwork-for-further-easing/1834/
アトランタ連銀ブログから。成長の潮流が変化しつつあるのだろうか。ブルーチップのコンセンサス予想によると、２０１１年のＧＤＰ成長率予想は今年後半になるほど低下し、１０月予想は１．５％から２％の間にある。
http://macroblog.typepad.com/macroblog/2011/10/is-the-growth-tide-turning.html?d=1&s=tw
