英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

サマーズ議長?

 曇り。昨日の都心は一時前が見えないほどの豪雨だった。
 ダウ工業株平均は新高値を記録した。ユナイテッドテクノロジーズなど、優良株の楽観的な収益見通しに支えられた。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323829104578623364170334132.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 ラリー・サマーズは、次期Fed議長の筆頭候補なのか。そんな投稿である。1,2か月前までは、人々の予想ではサマーズが議長になるチャンスは少ないと思っていた。しかし、ここへきて有力候補として再度浮上しつつある。その理由とは…?
 一つはオバマ大統領がサマーズのことを気に入っている、という点。ホワイトハウス内では、世評ほどサマーズ氏の評判は悪くないようだ。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2013/07/larry-summers-is-the-front-runner-wtf.html
 クルーグマン教授が、米国の年金債務のことを問題にしている。連邦政府と地方の合計で3・8兆ドルもしくは1兆ドルの未積み立て債務があるという。
 http://krugman.blogs.nytimes.com/2013/07/21/the-great-pension-scare/?_r=0
 アトランタ連銀のマクロブログより。商品価格がこのところ低下しており、インフレ率もFOMCの想定する長期目標の2%を大きく下回って推移している。商品価格の低下基調がディスインフ傾向を助長していることが推定される。
 一方、シカゴ連銀の研究によると、商品価格とコアインフレ率との間には、ボルカー議長の後の時期は、有為な関係は観察されないという。 http://macroblog.typepad.com/macroblog/2013/07/index.html