英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

エバンズ総裁

 日中は暑いとはいえ、身に感じる風は随分柔らいでいる。
 CNBCインタビューにおいて、連銀内でもっともハト派であるシカゴ連銀のチャールズ・エバンズ総裁が、2%のインフレ率を容認すると明確に答えている。
 一方、8月のFOMCで反対票を投じたコチャラコタミネアポリス連銀総裁は講演で、「あまりに金融緩和が行き過ぎると、Fedはインフレをコントロールする力を失ってしまう」と警戒している。連銀内のハト派タカ派の対立は激しい。昨日開示されたFOMC議事録に関する記事。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ac3a80c2-d31b-11e0-9ba8-00144feab49a.html#axzz1WIBBAi1d
 CNBCインタビューも掲載されている。
 http://www.cnbc.com/id/44325337 
 そのコチャラコタ総裁の講演。次回は反対票を投じない可能性がある。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2011/08/more-dovish-than-we-thought.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+EconomistsView+%28Economist%27s+View+%28EconomistsView%29%29
 Calcurated Riskより。NBERによるリセッションの定義について論じられている。4つの主要指標をみる限り、前回のリセッションのピークをまだ下回っている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2011/08/recession-measures_30.html