英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドイツ銀行の不振

 ドイツ銀行の第2四半期決算が出た。アナリストの予想を上回るコストカットを実現したが、売上は落ち込んだ。木曜日の株価は6・6%落ち込んだ。
 木曜日にはアナリストから、どれほどマーケットシェアが落ち込むのか質問を受けた。コンファレンスコールの行われた午後以降、株価は下落し続けた。チーフエグゼクティブのジョン・クライアン氏は、戦略的な変化がみのり始めている、と述べたが、すべき作業が数多く残っていると警告した。
 https://www.wsj.com/articles/deutsche-banks-second-quarter-profit-rises-but-revenue-falls-1501133695
 Duy教授のFedウォッチ。FOMCを受けての論評である。声明文から判断するに、今年3回目の利上げをFedが排除しているわけではなさそうだ。もしあるとすれば12月であり、バランスシート縮小は9月から開始すると解釈するのが素直である。もちろん、利上げは経済指標次第である。
 しかし、債務上限問題が難航すれば、11月まで先延ばしになるかもしれない。
 一方、インフレ率に対する見方はハト派的である。一つは誰がみても知っている記述を繰り返し、見通しも変更しなかったからだ。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2017/07/fed-watch-fomc-snoozefest.html
 Gavyn Daviesより。
 https://www.ft.com/content/b31ae07e-cf99-3b74-aab6-ff7f4a5a6d2f
 コチャラコタ氏。
 https://www.bloomberg.com/view/articles/2017-07-25/don-t-let-the-dollar-fool-you-fed