英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

再考インフレリスク

 快晴。空が青い。野田首相が決まった。なぜ海江田、あるいは小沢戦略が敗れたのか、その分析が興味深い。
 ファーストリテイリングが午前7時から始業という日経新聞の記事が気になる。朝から仕事、という本筋の内容というより、労働組合がない、という最後の一文に、だ。
 英字紙には、日本の首相交代の話題は見当たらない。まさに日本パッシングの様相だ。と思っていたら、日中、野田首相に関する記事が出た。
 今晩はFOMC議事録が公表される。
 ギリシャ国債保有に関連し、欧州金融機関の会計上の損失はもっと大きいはずだと、IASBが指摘している。銀行と保険会社の間で、ギリシャ国債の減損ルールがまちまちになっているらしい。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9582fb8c-cfe9-11e0-a1de-00144feabdc0.html#axzz1WIBBAi1d
 BOAはリストラを加速している。中国建設銀行の持ち株の半分を売却。5%分のシェアは残し、33億ドルの売却益を立てる。
 バンカメについては、保有不動産担保ローンが不良債権化しているとみなされ、今年の株価は4割も下がった。追加資本調達が催促されている。http://www.ft.com/intl/cms/s/0/933193e6-d252-11e0-9137-00144feab49a.html#axzz1WIBBAi1d
 ECBがインフレリスクを再考している。今までは、インフレリスクは上向きだ、と述べていたが、成長の減速を踏まえ、9月8日のECB理事会でインフレリスクが再検討される予定。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ac048b02-d258-11e0-9137-00144feab49a.html#axzz1WIBBAi1d
 フィンランドとドイツがギリシャ救済策を検討している、との記事。
 http://www.calculatedriskblog.com/2011/08/europe-update-finland-and-germany.html
 イタリアで富裕層に対する課税を見直す動きが起きている。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d5a93728-d2e4-11e0-9aae-00144feab49a.html#axzz1WIBBAi1d