英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドル調達危機

 体感通り、昨日はこの夏一番の暑さだったそうだ。
 市場の混乱が続いている。米国債10年ものの金利は過去60年間で初めて2%を切った。ちなみに、日本国債金利は0.997%と1%割れ。
  http://www.ft.com/intl/cms/s/0/f3e4a968-c9be-11e0-b88b-00144feabdc0.html#axzz1VEkDmtvO
 きっかけは、米国の製造業、失業データが予想より悪かったこと。フィラデルフィア連銀のビジネス活動インデックス。製造業の活動は09年3月以来の低水準を示した。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7e37d7d0-c9a0-11e0-9eb8-00144feabdc0.html#axzz1V0q4fe1q
 欧州銀行のドル資金調達懸念も広がっている。ECBはある銀行に対し、5億ドルを資金供給した。
 それほど大きな割合ではないが、米国のMMFも欧州銀行向け資金供給を絞っている。スペインのBBVAやサンタンデールは昨年、資金調達に苦労するという前触れを経験した。フランスのパリバやソシエテジェネラルはECBの資金供給に依存している。         http://www.ft.com/intl/cms/s/3/168da3f2-c997-11e0-9eb8-00144feabdc0.html#axzz1V0q4fe1q
 WSJの関連記事。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424053111904070604576514431203667092.html?mod=WSJASIA_hps_MIDDLEThirdNews 
 そのフィラデルフィア連銀のビジネスアウトルック調査。
 http://www.philadelphiafed.org/research-and-data/regional-economy/business-outlook-survey/2011/bos0811.cfm