英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

小沢氏出馬

 今日も暑くなりそうだ。小沢一郎・前幹事長が民主党代表選に出馬するというニュースが流れてきた。内輪もめをやっている場合ではないだろうに…。

 マーケット概況から。
 http://www.ft.com/cms/s/0/5ea164e2-b018-11df-939d-00144feabdc0.html
 株価は最後に米国株が上昇した以外は軒並み下落。米国の受注や住宅関連指標が経済回復の弱さを裏付けている。昨日は、野田財務相の口先介入から相場はスタートした。しかし、米国の統計が発表されると、円高基調に戻った。7月の住宅販売は12・4%減少。耐久財受注は、0・3%の増加。コアの設備投資受注は目を見張るように低い8%減。
 アイルランドの格下げも材料視された。S&PがダブルAマイナスに格下げ。アウトルックもネガティブ。金融セクターへの支援が財政負担になっている。
 金曜日には米国の2QのGDP改定値が出る。おそらく下方改定であり、ISM指数や非農業者賃金は9月初旬に公表される。米国のGDPは速報の2・4%が1・5%程度に改定されるとみられる。
 金曜日にはバーナンキ議長のジャクソンホールでの講演が控えている。日本の為替介入も話題になっているが、他国が追随する可能性は低く、もしやるにしても、単独の(unilateral)、効果のない(ineffective)介入になるという観測が出ている。同感だ。